サケ・ラバーズ株式会社と業務提携契約しました

  • お知らせ
  • 業務提携

株式会社御茶ノ水総合研究所は、新たにサケ・ラバーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:今西 由紀)と業務提携契約を締結いたしました。

日本酒の歴史や奥深さを伝え、日本酒への興味・関心を広げる機会を提供し、國酒である日本酒が日本人や世界中でもっと愛される未来をつくるため、今回の業務提携契約締結に至りました。サケ・ラバーズ株式会社が行う日本酒酒蔵支援事業を支援し、日本酒業界の発展寄与に努めて参ります。

▶背景

以前から株式会社御茶ノ水総合研究所とサケ・ラバーズ株式会社は、日本酒卸事業の支援など、事業単位で協業関係にありました。2024年1月から業務提携契約を結び、酒蔵や日本酒全体の発展寄与を目指し、OEM日本酒事業の運用などを行っています。

▶代表コメント

株式会社御茶ノ水総合研究所

代表取締役 鳴田 真也

「日本酒を沢山の方に飲んでほしい」と、新たな施策を展開されている酒蔵が沢山あります。素晴らしいアイデアや、過去には無い取り組みが日本全国で広がっており、この先も更に驚くような未来が生まれるのではないかと楽しみに感じております。

しかし、この酒蔵の変革期はまだまだ始まったばかりであると考えます。

日本酒の海外進出や価格の高級化・投機対象としての販売・ワインのような味わいなど、全国の酒蔵が取り組む施策は、様々なメディアに取り上げられています。ただ、これらは販売戦略の一事例であり、今後、日本酒の新たな価値や文化が次々と生まれていき、どのような施策が大衆に受け入れられるのかは現時点では誰もわからず、まだまだ挑戦的な姿勢が必要です。

短期的なビジョンでの“経営判断”や“手段の選択”ではなく、あくまでも日本酒を製造する酒蔵の「経営」が強くなる事が本質であり、ムーブメントに乗ることも大切ですが、ここで得たものをどのように再投下するかなど、「その先の行動」が経営戦略として描けているか重要で、これがあるか否かで後に大きな差となってくると考えます。

ここで、弊社の強みである中長期ビジョンの設計と緻密な経営管理に基づく経営強化の伴走支援が、これまでの酒蔵様のご支援実績からも有効かと考えております。

「日本酒」はあまりにも歴史が長く、日本人の心や文化とも深くつながりがあり、急激な変化には馴染まない部分もあると思います。しかし、そのような状況においても、この素晴らしい日本酒を輝かせるために「酒蔵愛」をもって、酒蔵の「挑戦」を様々な観点でご支援してまいりたいと思います。

サケ・ラバーズ株式会社

代表取締役・唎酒師 今西 由紀

私は酒蔵巡りが大好きです。日本全国で酒蔵は1,000件以上あります。私はそのうち250件に足を運びました。お酒そのものが好きなのはもちろんのこと、酒造りの風景や、酒蔵の周辺にある神社、それから日本酒とともに培われた文化・芸能に至るまで、日本酒に関するあらゆるものへの興味は尽きることがありません。

その興味を抑えきれず、日本酒に関わる仕事を一生涯続ける覚悟を決めて、とうとう長年勤めていた電機メーカーを退職し、2018年1月には酒蔵支援に特化した会社「サケ・ラバーズ株式会社」を設立しました。

最近は海外での日本酒ブームについてよく見聞きしますが、残念なことに酒蔵の全体数は減少の一途をたどっています。資金難で事業の継続を断念する酒蔵をなくしたい、そのためにも販路開拓でお役に立ちたい。酒蔵にとっての理解者でありたい…。

会社設立に至った背景には、このような強い思いがありました。好きで好きで仕方のない日本の酒蔵の実情を訴え、元気な姿で後世に残していくことに貢献したいというこの思いを、一人でも多くの方と分かち合いたい一心です。

なかなか市場に出回ることのない、各地の希少な日本酒を取り扱って輸出につないだり、様々な活動をしています。國酒である日本酒を共に盛り上げていきましょう。

取締役 長野 京子

海外駐在歴17年4ヵ国の経験をいかし、今西とともに日本酒の普及活動に2018年より従事しています。主に外国人向けの情報発信や、海外輸出先とのやりとりを担当する一方、私費を投じて酒蔵支援のためのコンテンツ造成を行ったり、できる限りの支援を行っています。

ますます日本酒の盛り上げに寄与できることを楽しみにしています。

この記事を書いた人

株式会社御茶ノ水総合研究所