合同会社イーストタイムズと「文化の承継」支援サービス開始

  • お知らせ

株式会社御茶ノ水総合研究所は、新たに合同会社イーストタイムズ(本社:東京都港区、代表取締役:中野 宏一)と業務提携契約を締結いたしました。

両社が協業し、魅力ある地方企業の「価値の言語化・ストーリー化」を通じたブランディング・プロモーション支援、人材採用支援、財務支援、事業計画策定、事業承継支援を一貫して実施・支援することで、価値ある地方企業の事業を再生・承継・成長させ、「文化の承継」の課題を解決します。

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▶背景

日本のローカルには、魅力ある中小企業がたくさんあるにも関わらず、「その価値が伝わっていない」「後継者がいない」などの課題から、事業の継続に苦しんでいる企業があります。私たちは、これは、単なる地域経済の問題にとどまらず、その会社が地域で担ってきた価値すなわち、「文化」が失われる問題であると考えます。両社がこれまで実施してきた専門性を組み合わせ、地方企業の事業再生と事業承継を支援します。

▶アプローチ方法

両社の強みを生かしながら、ヒヤリング、現状分析、細かい事業計画から実行までを一貫して実施・支援します。

Step1.ヒアリング・価値分析

会社の「実現したい未来」に対して、ジャーナリズムの手法を用いてヒアリングを行います。主に経営層への取材(ヒアリング)を通じて、言語化できていなかった「本質的な価値」を抽出・明示化し、理想の未来を実現するストーリーを策定します。

Step2.仮説設計

理想の未来を実現する全体戦略についての仮説設計を行います。いつまでに、誰から、どのような認知を得るかという「ブランディング戦略」と、企業を継続し成長させるための「事業戦略」の両面で、仮説を設計します。

Step3.環境分析・仮説検証

企業を取り巻く環境分析(事業分析、クチコミ分析、内部分析、外部分析など)を行い、Step2で設計した仮説を検証します。

Step4.基本戦略立案

仮説段階よりも具体的に、理想の未来を実現するための計画を落とし込みます。「ブランディング戦略」においては、4 targets(顧客・投資家・社内・社会の人々)それぞれから、いつまでに、理想の認知を得るか、そのためにどのような情報発信をするか設計します。「事業戦略」においては、事業に限らず、どのようにキャッシュを確保するかなど財政面での計画を設計します。

Step5.立案した戦略に基づく具体施策の実施

立案した基本戦略をもとに、具体的な施策を実施します。継続的なご支援が可能な場合は、KPIを軸に目標の達成や課題点の分析、改善をするなどPDCAを回し続けます。

▶代表コメント

御茶ノ水総合研究所は創業以来、会計分野のバックグラウンドを生かし事業計画書を策定する専門の会社として事業を開始いたしました。それは「事業計画」と「マーケティング」という経営の重要な要素を欠いている中小企業が非常に多いという事実を知った事がきっかけです。そしてこの2軸でサービスを進めていくと、マーケティングの領域において業務が細分化され、より高度な専門性が必要になり、更なる課題解決力が必要となっておりました。

ここで、報道機関として創業したイーストタイムズ社が、現在取り組んでいる、クライアントのより深い理解に基づく強みの再認識・地域における寄与の度合いや、歴史的な関係性などを総合的に捉え発信するという、「FLAG RELATIONS理論」や「戦略的共感創造」などを通じて、中小企業の抱えるリソース不足を補完し、日本全国の魅力ある中小企業の再生・成長に貢献して参ります。

イーストタイムズは、「価値への共感で、社会を動かす。」という理念のもと、共感型のコーポレートブランディング、HRブランディング、ローカルブランディングを展開してきました。大切にしているのは、お客さまの価値を信じ抜くこと、そして夢の実現に向けて一緒に頭と手と足を動かすことです。ただ綺麗なプランを策定して、提案して仕事を終えてしまっては、机上の空論になってしまい、共感で社会を動かすことはできません。

今回、御茶ノ水総合研究所社と提携できたのは、この「お客さまに本気で、継続的に寄り添う」という考えが共鳴したためだと思います。同社は、どんなお客さまに対しても、世間一般の正解を押し付けず、どんな未来が理想かともに考え、事業計画書の策定やマーケティング支援を行っています。私たちは、この思いや事業に心より共感し、共同で事業をやりたいと考えました。私たち2社は、手を組むことで今まで以上に、網羅的にお客さまの支援を展開していきます。

この記事を書いた人

株式会社御茶ノ水総合研究所